2026/05/14 14:26

繊維業にずっと携わっておきながら
恐れながら、お恥ずかしいことにお名前を存じ上げませんでした
志村ふくみさんは重要無形文化財保持者(人間国宝)
染織家、随筆家でいらっしゃいます
京都市左京区にある細見美術館で
作品展示されるとのことで行ってきました
糸、布のことへの入口は洋服だった私ですが
紬はシャンタン(つぶつぶしている節がある洋装生地)
といった認識が強かったんです
絹で織られた紬のものを
約60数点の中で一番、素敵だなと思った作品は
「秋霞」という藍染の糸で織られた作品です
深い青と鮮やかな青に白の配色から
三日月に薄雲がたなびく様子が浮かんだんですが、
合っているのでしょうか?笑
また、平織は難しい、とおっしゃられていて
その理由は平織はただ一本の糸を織り上げていくのだから。
ということだったのです
シンプルなものほど難しい、ということを
人間国宝となられるような方でさえも説いておられたので
常々そのように思っていたため
自分の感覚は間違っていないと安心しました
101歳の今も美について探求されているとのことで
生涯現役!を理想としている身としては
激励をいただいたような気持ちになりました
